メインテナンスに行っていますか⁈

こんにちは

花の盛りも過ぎて日中は少し汗ばむような陽気の日も多くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。

新人衛生士の横尾です

皆さんは【予防歯科】という言葉を耳にされたことはあるでしょうか?

予防歯科とは、定期的に検診に来ていただき虫歯をはじめとしたお口の病気を未然に防ぎ、健康な状態を維持することを目的としたものです。

いわゆる、定期検診であり、早期発見・早期治療も実現できるためとっても大切なことです。

定期検診では、プローブと呼ばれる器具を用いて歯と歯肉の間(歯周ポケット)を検査する歯周組織検査を行いました。

 

 

この検査を正確に行い評価し、歯周病等の早期発見に繋げることが私たち衛生士の一つの役割です。

また、普段の歯磨きでは落とすことのできない汚れや、歯石を専用の機械を用いて落とすことで定期的にお口の中をリセットすることができます。

普段の歯磨き後では感じることができないツルツル感を感じることができ、とても気持ちがいいですよ♪

 

 

 

さて、先日は歯周病学会をはじめ様々な場所で講演をされているフリーランスの衛生士黒川さんにお越しいただき、新人衛生士に向けた『歯周組織検査セミナー』を受講しました。

 

 

本セミナーでは歯周組織検査の意義・目的、歯周病の病態、プロービングの基礎基本についての講義と実習がありました。

一人一人の口腔内はそれぞれ異なり、個々に合わせたプロービング技術が求められるため、そのためには基礎を身につけ、それを生かして応用していくべきだと強く感じました。

適切な検査で歯周病患者を見逃さない、そして改善できるよう知識・技術の向上に励んでいきたいと思います。

それでは、歯周病と定期検診についてもう少しお話ししていきたいと思います‼︎

そもそも歯周病ってどういうもの?

ところで皆さんは歯を失う原因の第1位はなんだと思いますか?

正解は歯周病です‼︎

歯は様々な組織(歯周組織)と歯槽骨と呼ばれる骨で支えられています。

その組織が破壊され、骨が溶けてしまった状態が歯周病です。

 

 

現代では成人の8割が歯周病又は歯周病予備軍とされています。

歯周病はSilent disease(サイレントディジーズ=沈黙の病気)と呼ばれ、初期では痛みなどの症状が少ないのも大きな特徴です。

そのため歯周病だとは気づかず、自覚症状を感じた頃にはかなり悪化しており、その結果手遅れになり、その歯を失ってしまうケースが多いとても怖い病気です。

定期検診では、歯周組織が破壊されていないかを観察することで歯周病を未然に防ぎ、また重症化させないためにとても重要なのです。

定期検診に行く人と行かない人の10年後は?!

それでは、歯を失うリスクを低減することができる定期検診に行かないとどれほど差があるのでしょうか?

10年間検診を受けなかった人が歯を失った数は6.1本、受けていた人は1本あるかないかだそうです。

こんなにも差が生まれてしまうのはびっくりですね!

検診を継続的に行うことで、これだけ守れる歯が多いのだと驚きました。

そのためにも、正確な検査と評価をし、患者さんのモチベーションの向上に努めることが大事だと感じました。

黒川さんの新人衛生士に向けたセミナーは、あと2回予定しています。

徐々に衛生業務が入ってくるので、学んだ知識と技術を活かし、患者さんのお口をはじめ健康と生活の質の向上の携われるよう精一杯励んでいきたいと思います!