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歯医者さんって勉強しているの?橋本に歯科医師が集まってます

2019.03.13

花粉前線真っ只中で、鼻うがいというのが良いらしいと聞いて、地道に取り組んでいます。

理事長の遠藤です。

昨年5月に当院が開院してから早10カ月が経とうとしています。

色んな想いで開院しているのですが、患者さんは知らないと思いますが、2階のコンセプトも1つの大きな目的でした。

1階が診療室で、2階はスタッフルーム等があるのですが、

一番大きく面積を取ってるのは、セミナールームです。

 

最大で40名近くが入れるのですが、ここで様々な勉強会を定期的に行っています。

勉強会では、当院の歯科医師のみならず、他の医院の歯科医師も集まり、歯科治療の様々について研鑽しています。

私が主宰している『橋本会』という勉強会は我々の出身大学である新潟大学歯学部出身の

60名以上の歯科医師が在籍しており、OBの先生を呼んだり、外部講師を招いて

日曜日等を使用して1日勉強漬けの回を開催したりしています。

先日は移植をテーマに、練馬の新名主先生にお越し頂き、講義・デモをして頂きました。

移植というテーマは意外にも大学でもあまり勉強する機会がないということもあり、

この日も我々の歯科医師含め20名近い先生が参加しました。

 

また、院内勉強会としてもこのセミナールームをフル活用しており、

定期的に来ていただいてる歯周病学会専門医の寺嶋先生の勉強会では、

我々の歯科医師・衛生士が3か月に1度勉強しております。

 

模型を使った実習もしています。

 

その上で、今回、勉強会の前日に初めて寺嶋先生に当院で出張オペをして頂きました。

当院ではほとんどの治療をこなせるのですが、

歯周病治療の最難関症例は、簡単にできるものではありません。

そこで、専門医の先生にお越し頂き治療してもらうという形です。

※写真使用させて頂いてるのは当院スタッフの関係者のため、了承を頂いております。

このようなオペをして頂き、

それを歯科医師や衛生士・アシスタントも見学して勉強しています。

 

それに加え、我々の歯科医師も講師として勉強会を開催しています。

ナチュラルデンタルオフィス橋本の院長である伊藤が入れ歯治療専門ということもあり、

入れ歯治療のセミナーを開催するという募集をかけたら、

外部の歯科医師からの応募であっという間に定員になりました。

当院の入れ歯専門技工士の桑名も講師となり、セミナーをしていくのですが、

こちらは好評で、今月も行うのと、次回以降も続けていく予定です。

 

このようにセミナールームがあることで、自前で勉強会が開けることはとても重要なことなのですが、

その上に我々スタッフのミーティングの機会としても大いに役立ちます。

1ケ月に1回、2つの医院のスタッフが集まり、意見交換や活動報告等をしています。

こちらも大切なことなのですが、セミナールームがなければ難しかったです。

 

セミナールームの使用の仕方はこのような感じですが、

歯科医師は絶えず勉強をするようにしています。

新しい知識・新しい技術・新しい材料等

 

医療は日進月歩です

 

常に勉強しなければならないわけですが、私のように歯科医師としても中堅になった身としては、

自分たちの歯科医師に教えるだけでなく、他の歯科医師の先生にも知識・技術をシェアする必要があります。

自分の医院だけでなく、勉強したい!という歯科医師の先生方に歯科メーカーから要請されて定期的に講演しています。

これはアウトプットする自分が一番の勉強にもなります。

と、つらつらと書き綴ってきましたが、我々は少しでも患者さんに良い治療ができるように勉強しています。

 

ただ、勉強してもそれが意味があるものでなければ、何も役に立ちません。

診療終わりや日曜日等を使って勉強して、今の自分を少しでもアップデートできるよう日々研鑽しています。

我々の法人では歯科医師だけで集まって勉強するのも毎月1回行っています。

 

少しでも患者さんの歯を救うことができるために…。

患者さんの生活の質を少しでも向上ができるように…。

 

橋本で良質な歯科医療を届けられるよう今後も法人全体で取り組んでいきます。