「入れ歯の真髄」

入れ歯が大好きな院長の伊藤です。 

 

 

今年の1月から5月までで計5回、

日本を代表する義歯専門歯科医師の松丸悠一先生をお迎えして

義歯のプライベートセミナーをしていただきました。

 

 

 

模型の分析から始まり、義歯の修理、咬合の与え方、

そして治療用義歯を応用した義歯製作法まで内容は幅広く、

普段の臨床にすぐに活かせるものばかりでした。  

 

 

 

 

(余談ですが。。。)

日本における入れ歯の歴史は古く、江戸時代にまで遡ります。

和歌山市の願成寺、仏姫(がんじょうじ:ほとけひめ:本名、中岡テイ)

という尼僧が使っていた入れ歯が日本最古と言われています。

この入れ歯は、黄楊の木を彫ったもので、

歯の部分と一体となっているため、

木床義歯と呼ばれています。

 

木床義歯は、食事をしても落ちないように、

歯がない上顎の粘膜に吸いつき保持するようにできており、

現在の総入れ歯が顎に吸着する理論と同じように作られています。

日本人の手先の器用さによる「独自の木彫技術」であったようです。 

 

 

 

入れ歯に関しては、医療技術が進歩しても根本的な理論や術式はおおきく変わらず、

そして一番大事なのは入れ歯を使う方が使いやすい事。

どんなに立派な入れ歯でも使えなければ意味がありません。

 

また、普段はあまり気にしていなくても、

お口周りの機能(筋肉)はどんどん低下していきます。

滑舌が悪くなった、飲み込みにくくなった、などの症状はありませんか?

当院では、入れ歯製作の際に、口腔周囲の機能訓練や食事指導を実施しています。

 

美味しく食べて、健康長寿を目指しましょう。