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黒川塾 -2024・④-
2024.12.02
こんにちは、歯科衛生士の相川です。
先日、院内セミナー「黒川塾」がありました!
例年、年度末の黒川塾では、その年の総まとめとして
当法人3医院の歯科衛生士が各自担当した症例の発表を行います。
今回も昨年同様、理事長同席のもと、外部ご講師の黒川綾さんと歯科衛生士のみで行いました。
症例ってなに?
●症例とは
担当させていただいた患者さんの
検査資料、治療計画、治療経過をまとめたものです。
それらをひとつのデータにまとめ、院内で供覧することで
良かった点や改善点などをディスカッションすることで
歯科衛生士として今後の診療の向上に繋げることができます。
それが、スタッフ同士で症例を発表する目的です。
当法人3医院合わせて、歯科衛生士が計7名在籍しています。
各自、担当した患者さんのケースがこちらです↓
①40年ぶりの歯科医院受診
②歯周外科へ移行
③歯科恐怖症
④治療途中で中断を繰り返してしまう
⑤全身疾患があり多剤服用中
⑥20代 歯科治療はほぼ初めて
⑦30代 中学生ぶりの歯科医院受診
今回は患者さんの様々な生活背景に着目することがとても大切だと感じました。
患者さんが
なぜ、今回歯科医院を受診しようと思ったのか?
なぜ、治療を途中で中断してしまうのか?
そして、
どうしたら、この現状をより良い方向に向けられるのか。
どうしたら、自身の口腔内に関心をもってもらえるのか。
そのためには、
何をするべきなのか、何がいま大切で必要なのか。
などを、患者さんと一緒に考えることで
これからの歯科治療に向き合えるきっかけになれるのではないかと思いました。
歯科治療も、人と人です。
当法人では、さまざまな職種のスタッフが手をとりあって、皆様をサポートしています。
歯科医師をはじめ、歯科技工士、歯科衛生士、管理栄養士
栄養士、保育士、受付、クリーンスタッフ、事務スタッフ
理事長がよく研修会でスタッフに伝えています、
【1人では治療はできない】 と。
皆さんのサポートがあって、私も歯科衛生士という仕事と向き合えています。
初めてだったり久しぶりの歯科医院、仕事や子育てで忙しくてなかなか通えなかったり、お口以外にも色々な悩みがあると思います。
歯科衛生士は、患者さんのことをもっと知りたいです、
もっと知ったうえで、みなさんそれぞれに合ったご提案、サポートをさせていただきたいと思っています。
皆さんとより良い信頼関係を築いていけるように今後も真摯に向き合っていきたいと思います。
今年も残すところあとわずかとなりましたね
ワクワクするクリスマスシーズン!!
だんだん寒さが厳しくなってきますが健やかに新年を迎えられるよう
寒さに負けずに、元気に過ごしましょう!