ダイレクトボンディングとセラミックインレーの違い

なかなか本院と分院のブログ更新は難しいものです^_^;理事長の遠藤です。

さて、今回は問い合わせが多くなり、特にダイレクトボンディングについてはまだアップロードできていないにも関わらずアクセスが非常に多いので、こんな内容でブログを書きたいと思います。

 

ちょうど、スタッフ2人の治療をしたのですが、それぞれダイレクトボンディングとセラミックインレーだったので、写真を載せながら解説します。

まず大きな違いはダイレクトボンディングは直接法といって、我々歯科医師が直接患者さんの歯に詰めていく方法です。

セラミックインレーは間接法といって、歯科医師が歯の型取りして、それを元に歯科技工士に作ってもらいセットする方法です。

 

なかなか言葉にすると分かりづらいのですが、簡単にまとめてみます。

 

【時間・回数】

直接その場で形を作るのと、型取りして作ってもらうということで、時間に関してはダイレクトボンディングはその場で形作るのでかかります。

その代りセラミックインレーは、技工士さんに作ってもらうので、1回の時間はかかりませんが、回数がかかります。

 

【費用】

自由診療になるので医院により費用は変わりますが、当院ではどちらも50,000円(税別)です。

 

【削る量】

ケースにもよるので一概には比べるのは難しいのですが、直接詰める方が削る量は少なく済むことが多いです。

間接の場合、型取りするためにどうしても削らなければならないこともあります。

 

【予後・保つ期間】

歯みがきの仕方等メンテナンスの仕方によって大きく変わるのですが、論文的にもきちっとした治療・メンテナンスを受ければ10年を超えて問題ないケースがどちらもあります。

保険の銀歯はどうしても唾液で溶けてしまうことがあうので、境目から虫歯になるリスクがこれらの治療より高くなりやすいです。

 

【実際のケース①ダイレクトボンディング】

今回スタッフは左下の奥から2番目の歯、6歳臼歯がもともとプラスチックで治療してあったのが見た目が気になるということで、綺麗に変えたいとのことで治療依頼を受けました。

見た目だけの変更と思って古いプラスチックを削っていくと、、

んっ!?

むし歯に染まる液を垂らすと青いところがむし歯です。

 

むし歯を取り切りました。

唾液が入らないようにラバーダムというゴムをして、

歯の形を再現していきます。

かみ合わせを確認して、

完成です。

形の再現だけでなく、境目がわかりずらくなっているのが分かってもらえたら嬉しいです。

 

【実際のケース②セラミックインレー】

こちらは左下の奥から2番目の歯が今まで何回もプラスチック治療されており、つぎはぎみたいに見える上に境目からその下で虫歯になっていました。

むし歯を削ったあと、大きかったので神経を保護する材料も下に敷いています。

型取りした模型にこのようにセラミックが出来上がってきます。

外してそれだけ単体で見ると、この様に歯をセラミックで歯科技工士が再現してくれています。

セットした状態ですが、銀歯で使用する接着材とは違う接着性の良い、歯に近い色をした接着剤を使用しています。

こちらも違いが分かってもらえれば幸いです。

 

【まとめ】

ダイレクトボンディングもセラミックインレーも良い治療の1つですが、どちらも欠点はあります。

そして適応症は異なります。

それは患者さんのお口の環境によって変わってきます。

そのため、言葉のやり取りだけでどちらの方が良いかは伝えることができません。

 

もし、これらの治療に興味がある方がいましたら、まず一度来院していただき、診査診断をさせて頂きたいです。

初診の方も治療中の方も興味があったら歯科医師・スタッフにお声がけください。

 

今後もわかりずらい治療等もブログでアップしようと思っています。