日本歯科審美学会学術大会に参加

朝晩の冷え込みが一段と増して寒さが身に染みる季節になりましたね。

厚手のコートが手放せません。

こんにちは。歯科医師の金岡です。

 

 

先日、都内で開催されました第32回日本歯科審美学会学術大会に参加してきました。 

 

コロナ禍以降学術大会はオンラインでの開催が主流となっていましたが、

今回は久しぶりに対面での開催となりました。

 

大勢の参加者が集まる中、消毒や各席の距離の確保など万全の感染対策が施されており、

安心して参加することができました。

 

今回のテーマが、

【Challenge 歯科における審美の可能性を探る】

ということで、

著名な先生方による日々の臨床における審美修復の技術や考え方について各所で講演が行われました。

 

特に印象的だったのが北原信也先生の補綴的アプローチからの歯科審美修復治療という内容です。

審美歯科と言うと、どのようなイメージが浮かぶでしょうか。

 

高校生の時、何も知識がなかった私は、

『歯を白くする』など、ただ歯の色や見た目を良くするための治療というイメージがありました。

 

 

しかし、実際に勉強を進めてみると、綺麗な色になり、綺麗に並ぶだけではなく、

もっと診るべき大事なポイントがあると実感するようになりました。

 

北原先生の講義では、審美修復における補綴のゴールは機能、

構造、生物学的恒常性の全てを満たすことであり、その上で審美が存在するとのお話がありました。

①噛み合わせや舌感、発音のしやすさ などの機能面

②土台がしっかりしている上で、良い接着のなされた構造

③歯茎に炎症がなく、被せ物が調和していること

 

これらの条件が達成されて最後に色調や形態的な配慮をすることで審美的な修復物が出来上がるとのことでした。

 

 

 

上記のようなアプローチをするために必要な要件やステップについて、

症例報告を交えて詳しい解説がありました。さらに日々の臨床にあたり考慮する材質についてのお話も含められており大変勉強になりました。

ゴールを見据えた上で、一つ一つのステップを踏まえ、

より良い条件を保つ美しい被せ物ができるように研鑽していきたいと思います。

 

2日間の学会を通し、様々な先生の講義を聴講することができて、

症例に対しての様々な見方や、十人十色のアプローチ方法を学ぶことができました。

 

今後の自分の課題を見つける上で、大変貴重な経験となりました。

著名な先生方へ直接質問をさせていただき、日々の臨床で抱いていた問題点を解決することもできたので、

今後に生かしていくことができそうです。

 

気になることがありましたらお気軽にご相談ください。