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日本顕微鏡歯科学会第6回歯科衛生士セミナーを受講

2023.11.10

 

ハロウィン🎃が過ぎると

街は少しずつ、を迎える準備で

キラキラしてきますね🎄 ˎˊ˗

こんにちは、歯科衛生士の相川です!

 

10月29日に行われた日本顕微鏡歯科学会第6回目

歯科衛生士セミナーを受講してきました!

ハイブリッド開催(現地開催+web配信)でしたが

なんと会場参加者応募多数の中、

抽選で当選し、会場参加することができました!

コロナ感染症が流行してからというものの

web配信での参加が多かったのですが

このような機会に恵まれて嬉しく思いました。

セミナーのテーマは『マイクロスコープで叶えるチーム医療』 

今回、発表者が4名いらっしゃいました。

それぞれ4名の歯科衛生士が共通している事は

「1つの医院に複数の歯科衛生士が在籍」し、「複数のマイクロスコープがある」こと。

マイクロスコープを使用し、どのようにチーム治療を

行っているのかを、発表してくださいました。

 

ここで、少し歯科衛生士の3大業務を紹介します!

【歯科予防処置】【歯科診療補助】【歯科保健指導】

に、分類されますが、

【歯科診療補助】の業務にはドクターの診療を補助する=

アシスト業務を行うという内容があります。

当院には、[歯科助手]という役職のスタッフも

在籍しているので

基本1日の中で歯科衛生士がアシスト業務を

行うことは少ないですが、

今回のセミナーの内容の一つに

マイクロを使う中でどのように工夫して

アシスト業務を行っているのか、というのがありました。

 

マイクロを使用する時、

マイクロスコープ本体マイクロスコープに搭載しているデジタルカメラ

デジタルカメラから映像を映し出すモニターから成り立つのですが、

歯科助手も、治療中の映像をモニターを通して

術者(歯科医師)が見ている映像を一緒に確認しながら

診療補助を行う事で

適切な位置でのバキュームの吸引や、

ミラーに付着した水滴の除去舌や口唇の排除

行うことができるようになります。

そのためには、歯科助手が無理のない姿勢で

モニターを見ながら診療補助を行えるように

もう一台歯科助手の正面にもモニターを

置くように環境を整えているとのことでした。

また、そちらの院長先生が使用する診療室には

なんと5台ものモニターがご用意されているとか!

 

その5台のモニターの使用用途は、、、

1.パノラマ写真(お口全体のレントゲン写真)

2.CT(レントゲン写真)

3.マイクロの映像 静止画

4.マイクロの映像 動画

5.歯科助手用

すごいですね!!!驚きました。

 

当院でも、患者さん、歯科助手が、歯科医師と一緒に確認できるような

位置付けでモニターを置いています!!

 

 

映し出された映像を一緒に見る、確認する、事で

より、患者さんはご自身の口腔内を把握し、また

治療への理解を深めることができますし

歯科助手もドクター目線になりスムーズな診療を補助することができます。

そして、何より診療中の映像を記録することができる

という事は、後で見返すことができますし複数人で録画した映像を見比べながら

ディスカッションすることができます。

 

 

 

また当院でも歯科衛生士が診療でマイクロスコープを使用しますが

新卒入社時期はマイクロスコープを使用しながらの

診療は難しく、日々練習を重ねながら技術を習得していきました。

 

録画機能があることで

診療中その場でチェックしてもらうことがむずかしくても、

診療後、録画した映像をスタッフ同士で確認し、教え合うことで

次の診療に活かすことができます。

 

今回のセミナーでは、

新人教育に、マイクロをどのように活用しているのかのお話も聞けて

今後の新人教育の参考になりました!!

 

また、日本顕微鏡歯科学会

認定歯科衛生士試験を受験するにあたり必要な知識や、ポイント等

参考になる情報も得ることができ、勉強になりました。

 

 

最後に当院を通ってくださる患者さんや、

診療がスムーズに行えるのは周りのスタッフのフォローあってこそです、

充実した設備を用意してくれている医院にも感謝しながら、大切に、大事に

仕事をしていきたいと改めて思いました。

 

 

セミナー終わりに

この日は1日主人に子どもをみてもらっていたので

何年ぶりかのひとりランチをしに行きました♪♪

美味しくてご飯2杯食べてしまいました笑

とても充実した1日になりました!主人とこどもにも感謝ですっ!

 

 

引き続き日々の診療と向き合いながら、資格取得を目指していこうと思います。