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歯周病とは?
2022.05.16
こんにちは!
歯科衛生士の川崎です。
薫風さわやかな季節となりましたが皆さんはいかがお過ごしでしょうでしょうか。
皆さん歯周病とはどんな病気かご存知ですか?
歯周病とは歯ぐきや歯を支えている骨の病気です。
歯周病はこれらの組織が壊され最後には歯が抜けてしまいます。
歯を失うだけにとどまらず、
様々な全身疾患(誤嚥性肺炎、心疾患、脳血管疾患、糖尿病、早産など)に影響を及ぼすことも分かっています。
歯周病の原因は
〇細菌因子︎
歯垢(プラーク)=細菌の塊
〇宿主因子
年齢 歯並び 全身疾患 など
〇環境因子︎
喫煙 ストレス 食習慣 など
です。
歯周病の直接的な原因はプラーク(細菌)です。
日々のプラークコントロール=毎日の歯みがきがとても大切です。
しかしセルフケアだけでは歯周病菌を取り除くことはできません。
自分ではしっかりと磨いているつもりでも、歯ブラシがしっかり当たっていなかったり、歯の重なった細かい部分などを上手に磨けていないとプラークが残ります。
プラークが石灰化した歯石はご自身で取り除く事ができないので歯科医院での歯石取り(スケーリング)がとても重要になってきます。
「治療が必要になってから歯医者さんに行く」のではなく、
「歯周病を予防する」ために、
定期なメインテナンスを受診することを習慣にしましょう!
先日は株式会社プラスアルファを設立し、全国各地でセミナー、講演活動をされている
歯科衛生士の黒川さんをお招きし3回目のセミナーを受講しました。
今回は当法人の日本歯周病学会の認定歯科衛生士の安田さんにも参加して頂きました。
第3回目の内容は
1回目(歯周組織検査)、2回目(スケーリング)の総復習を行いました。
初めに筆記テスト、
プロービング、スケーリングのテストを行いました。
全3回の講義はとてもわかりやすく説明してくださり歯周病の病因論を深く知ることの重要性を学ぶ事ができました。
今回学んだ事を活かし定期検診の重要性や予防の大切さを1人でも多くの患者さんに伝え患者さんの全身の健康を守れる様にこれからも精一杯頑張りたいです!