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『低年齢児の歯磨きと気になる口の疑問あれこれ』

2025.07.27

夏休みに入り、当院の小児歯科は朝からいつも以上ににぎわっています。

歯科医師の遠藤です。

 

 

日差しがだいぶ強くなってきた6月中旬に、

『低年齢児の歯磨きと気になる口の疑問あれこれ』と題して子育て広場で講演してきました。

ハイハイ前の赤ちゃんから、だいぶ歩くのが上手になった2歳くらいのお子さんなど

15組ほどのたくさんの親子さんに参加していただきました。

 

講演をする側でしたが、お子さんの元気な姿とママたちのにこやかな表情にわたしが癒されました。

 

“赤ちゃんのうちからかかりつけ歯科医院を見つけて通ってほしい”

という気持ちで数年前から子育て広場でお話させていただいていますが、

今回はすでに当院の小児歯科に通っているお子さんが何人かいて嬉しかったです。

 

 

なぜ、赤ちゃんのうちから歯科医院に通うことをすすめているか?

「むし歯がないか見てほしい」

「歯磨きができているか見てほしい」

という理由でお子さんを連れて来院する親御さんがいらっしゃいます。

 

これは、とても良いことと我々は考えていて、

・むし歯がないかをチェックする

・正しい歯磨きの仕方を知ることができる

・定期的なクリーニングとフッ素塗布などでむし歯予防ができる

などはもちろんですが、

 

 

他にも、

・定期的に通うことでお子さんが場所に慣れる

・歯並び・咬み合わせを見てもらえる

・歯をぶつけた時など急な事態でも慣れた場所で安心

など、赤ちゃんのうちから歯科医院に通うとことは、良いことがたくさんあります。

 

 

さらに、当院では、

・離乳食の進め方

・正しい食べ方・飲み方

・あごの成長につながるような遊び

など、ご希望があれば、良い歯並びかみ合わせにつながるような生活習慣の話もお伝えしています。

 

 

成長して付いてしまった悪い癖を直すのはとても大変で、

良い生活習慣を身につけるためには毎日の積み重ねが大切です。

 

なかなか他の歯科医院ではこのようなことをしていることが少ないため

イメージがしにくいかもしれませんが、

当院の小児歯科は歯の治療するだけでなく、

このような良い生活習慣を無理なく楽しく身につけるためのお手伝いもしています。

そのため、少しでも以上のことに興味があれば

ぜひ、赤ちゃんのうちから歯科医院に通っていただきたいです。

 

このようなことをたくさんの人に知ってもらうために

今回のような講演活動は今後も継続していく予定です。