Case
旧義歯の金属床を再利用し義歯を新製した症例

2023.06

治療前

治療後

年齢・性別 60代男性
相談内容 入れ歯がカタついてすぐ落ちてきてしまい、食事ができない。
カウンセリング・診断結果 上顎は金属床総義歯、下顎は部分床義歯を使用されていました。
上顎義歯は適合不良のため維持力は弱く、下顎はクラスプの破折と床外形の不良を認めました。
咬合高径は低く、咬合平面も不正であり、下顎前歯の突き上げにより上顎義歯は容易に脱落する状態でした。
行ったご提案・治療内容 上顎は金属床義歯を使用されていたため、その金属床を再利用し人工歯と床部分の総置換を、下顎は金属床義歯の新製を提案いたしました。
新製に先立ち、現在の義歯で咬合挙上をおこない、使用感を確認してもらいました。
治療期間 約2ヶ月
おおよその費用 上顎義歯修理:15万
下顎金属床義歯新製:35万
術後の経過・現在の様子 ・上下とも義歯の維持は良好で快適にご使用いただけています
・装着当初から痛みはありませんでした
治療のリスク 残存歯、義歯ともに定期的なメンテナンスが必要です。
担当歯科医師 伊藤