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新人歯科衛生士セミナー 2日目

2026.05.06

こんにちは。

4月に入社した新卒歯科衛生士の髙崎です。

前回のブログでも投稿してありますが、

引き続き黒川さんによる新人歯科衛生士セミナーが行われました。

今回のテーマは、シャープニング、SRPです。

 

包丁と同じで、

切れ味が悪い道具で歯石を取ろうとすると、

どうしても余計な力(圧)が必要になります。

 

力任せに操作すると、

大切な歯の表面を傷つけてしまうリスクが高くなってしまいます。

 

常に刃先を鋭く研いでおくことで、

なでるような軽い力で歯石だけを「スルッ」と優しく剥がし取ることができるのです。

 

シャープニングを行うことで患者さんの不快感や痛みを軽減させる他、

術者の疲労や施術時間の短縮にも繋がります。

そのため切れ味に悪くなったスケーラーはシャープニングを行います。

 

 

 

また、歯茎の下にある歯の根っこにこびりついた

「縁下歯石(えんかしせき)」は、

細菌にとっての格好のすみかです。

 

この縁下歯石は

細菌の温床になり、細菌の死骸などからでう内毒素を吸着・保持します。

これが、歯を支える骨をじわじわと溶かしていきます。

歯周病は、痛くなった時には支えている骨がなくなり元には戻りません。

この深い部分にある汚れは、残念ながらご自身の歯ブラシでは届かない上に除去できません。

そこで私たち歯科衛生士が行うのが

「SRP(エスアールピー)」

という専門的なクリーニングです。

 

全員の方に必要な処置ではありません。

しばらく歯科医院に受診しておらずプロフェッショナルケアを受けていない

などの患者さんに認めることが多いです。

 

その場合は、

上記のような専用の器具を使い、

歯ぐきの奥に隠れた細菌の塊(縁下歯石)を

一本一本丁寧に取り除き表面をツルツルに仕上げることが重要です。

 

縁下歯石を除去したことで炎症の根本原因であるものが物理的に取り除かれ

表面が滑らかになれば、

歯ぐきが再び歯の根っこにくっつくこうとすることで

歯ぐきが安定して、定着しやすくなります。

炎症がない状態を保つことは、

結果として歯ぐきの健康が長く維持されるということです。

 

それこそが、歯が抜ける最大の原因である歯周病を防ぎ、

一生ご自身の歯でおいしく食事を楽しむための「土台」となります。

 

以上のようなことを今回学びましたが、

国家試験に向けても勉強もしてきましたが、

歯科衛生士になってから改めて学ぶことで臨床と直結していく学びとなり非常に勉強になりました。

これからも引き続き研鑽していきたいと思います。