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歯内療法専門医による法人セミナーへの参加
2026.10.16
穏やかな秋晴れで快適な気候が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか。
歯科医師の武宮です。
先日、日本歯内療法学会認定専門医である梅田貴志先生をお招きし、
当法人理事長主催の歯科医師向け歯内療法のセミナーを開催しました。

日曜日の午前午後に当院にて講義・実習を行い、
講義の題材となった器材を実際にすぐ扱う濃密な内容でした。
そもそも
歯内療法(しないりょうほう)とは、歯の内部にある神経や血管などの組織、
そして歯の根の周囲に生じた病気に対して行う治療です。
むし歯が深く進行すると、歯の内部にある神経に炎症が起きたり、
細菌感染によって神経が死んでしまったりすることがあります。
また、過去に神経の治療を受けた歯でも、根の先に再び炎症が生じることがあります。
このような場合に、歯の内部を清掃・消毒し、細菌が入り込まないように封鎖することで、
歯をできるだけ長く残すことを目指します。
この治療をする際の器具だけでは物理的に触れられない根管の箇所は30~60%と広く、
そのため臨床では洗浄液による消毒が重要になっていきます。
今回のセミナー主題である「Ni -Tiロータリーファイル」は、
洗浄液をより根管内に行き渡らせるための経路形成のための器材です。
従来のステンレス素材に比べ弾性や切削効率に優れ、
無闇に歯を破壊するリスクを軽減します。
この話について勉強しましたが、
治療後の封鎖素材や古い材料の除去についても
Ni -Tiファイルと絡めて講義していただき、
感染部の除去能力の高さや治療時間の効率の良さも知ることができました。

さらに今回のセミナーでは歯科メーカーであるペントロンジャパンの全面協力のもと、
実際に梅田先生が臨床現場でお使いの器材を受講者全員が模型に使用し、
梅田先生が講義中触れていた微細な手指感覚も経験することができました。

また透明模型を使用して、この器具を使う器具を先生の推奨設定・回転数で使用することで、
セーフティーによる安全性や使用上のリスク、
効率的な動かし方・力加減を目で見て確認することができました。


昨今、Ni -Tiロータリーファイルは材質の向上や形態の改良により優れた器材として認知されだしました。
部位や症例によっては保険治療にも適用でき、ますます活躍の機会が増えてきています。
優れた医療を患者さんに提供するためには、
新しい材料のもと進化を続ける歯科器材について停滞することなく学び続けなければならないと、改めて考えさせられました。




