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SBC 歯周形成外科コース 最終回を受講

2022.12.19

こんにちは。歯科医師の金岡です。

『SBC歯周形成外科コース』の最終回を受講してきました。

 

歯周形成外科とは?

という内容については、2回目を受講した際のブログに記載していますのでよろしければご覧ください。

https://natural-hashimoto.jp/blog/5055/

 

3回目となる今回は、

午前中に歯周形成外科についての症例の相談・報告会が行われました。

 

 

私は、実際に自分の患者さんで行ったケースを報告させていただき、

講師の先生方からたくさんのアドバイスをいただくことができました。

また他の先生方のケースも共有することができ、大変勉強になりました。

 

 

午後は豚顎での実習を行いました。

まずは複数の歯に対する結合組織移植術(CTG)から行いました。

歯肉退縮をしている箇所を想定しています。

前回よりも広範囲のため難易度は高まりましたが、

基本に忠実に行うことを意識しました。

 

該当箇所を切開して移植片を縫合しているところです。

縫合後。

 

また、遊離歯肉移植術(FGG)では、

角化歯肉という硬い歯茎が足りていない箇所を想定しています。

移植を行いたい部分の歯茎を切り取って、移植片を縫い付けます。

 

最後には受講修了証をいただきました。

 

 

長くご自身の歯をお使いいただくには、

メインテナンスのしやすい環境づくりが大切です。

歯茎の状態によっては磨きづらくて汚れが残りやすくなっていたり、

歯茎が下がっていて知覚過敏を生じていたりして、メインテナンスが困難な場合があります。

 

これからも患者さんがメインテナンスしやすい状態にできるように、

歯科医師として行える対応を心がけていきたいと思いますので、

気になる方がいらしたら是非ご相談ください。