2023.11.29

こんにちは。

小児歯科担当歯科医師の遠藤です。

 

まだ暑さが続く10月下旬、

子育て広場担当の方からの依頼で

“子どもの歯について”と題して

橋本こどもセンターにて

親子を対象とした講演をしてきました。

 

 

こどもセンターのような広いスペースがあると、

お子さん達を自由に遊ばせながら

それを気にせず話を聞いて貰えるのでいいですね。

歯磨きの仕方やフッ素の話、

おやつや飲み物の選び方など

歯科で気を付けてほしい基本的なことに加え、

講演を数年続けた中で聞かれることが多かった質問を

「気になる疑問あれこれ」と称して

質問集を作り説明しました。

 

 

 

講演後は、質問がある方へ個々にお話させていただきました。

当日参加してくれたお子さんの多くは入園前の年齢で、

ほとんどが1歳前の赤ちゃんです。

歯が生えたばかりの赤ちゃんには

歯医者なんて必要ないと思っていませんか？

 

 

実は、低年齢の何も心配がないうちから通うのがオススメです。

 

 

どうしてでしょうか？

 

赤ちゃんは転んで歯をぶつけてしまうことがあるかもしれません。

集団検診でお口の検査項目でチェックが入ってしまうこともあるでしょう。

 

そんな時、慌てて歯科医院を探すのでなく、

“かかりつけ医”があった方がお子さんにとっても親御さんにとっても安心です。

 

【何か起きてから急に連れてこられた場所】よりも、

【いつもの歯医者さんに行こうね！】となってほしいなと思います。

 

さらに低年齢のうちから通ってほしい理由に、

年齢が大きくなるとお子さんも親御さんもそれぞれが忙しくなる、

というのもあります。

 

むし歯や歯肉炎・歯周病もなく、

歯並び・咬み合わせも問題なければ、

年に数回、定期検診で通うだけで良いのです。

 

忙しくなってから治療のために時間を作るのは意外と大変です。

 

歯医者は【むし歯になったら行くところ】ではなく、

ぜひ【何もなくても通うところ】

であってほしいと思っています。

 

 

コロナでの規制がなくなりましたので、

親子講演の回数を増やしていきましょう！

と、担当の方から提案され、今、話を進めています。

 

機会がありましたら、

その際はぜひこどもセンターにお越しになっていただきお会いできたら嬉しいです。

 

もちろん、歯医者デビューの赤ちゃんは

ナチュラルデンタルオフィス橋本でいつでもお待ちしております。